痛快活劇求む

やっと衆議院が解散となって年末のあわただしい中で選挙が行われることになった.

昨年の57巻9号の編集後記では新総理への大きな期待を書いたが,残念ながら政策プライオリティーの設定を間違えてしまわれたようだ.

数多くの政党が乱立する選挙となるが,これまで政治には期待を裏切られ続けてきたので,どの政党の政策を聞いてもしらけ気味になってしまう.

そして,気持ちは益々暗澹たるものになる.

小さい頃から映画が好きで,DVDを集めたり,テレビで過去の名作を観たりするのが好きだ.
しかし,最近は少しでも悲しい場面のある映画はみたくない.
特に日本映画には別れなどを題材にした感動作が多いが,まったく観る気にならない.

気持ちが「しんどい」のである.
これも沈滞した日本の雰囲気が影響しているのだろう.