ニュージーランドで開催されていた第7回ラグビーワールドカップが開催国ニュージーランドの優勝で幕を閉じた.フランスとの最終戦はAll Blacksの圧倒的優勢が予想されていたが,1点差という緊張感あふれる決勝戦となった.第1回大会の優勝以来,つねに世界ナンバーワンといわれながら決勝戦にすら出ることが出来なかったAll Blacks.やはり24年のプレッシャーはAll Blacksにさえ十分なパフォーマンスを許さなかった.ただ,優勝は優勝.また,最後の数分間のディフェンスは見事だった.オタゴ大学留学中のボスにお祝いのメールを送ったが,かなりひやひやしたようで,その夜はお祝いで飲み過ぎたとのことだった.
日本はカナダと引き分けたものの1勝も出来ない予選リーグだった.残念ではあるが,初戦のフランス戦は見応えがあり将来を期待させる試合だった.8年後は日本でのワールドカップ開催の可能性もあるという.サッカーに完全に押されっぱなしのラグビーであるが,これを機会にまた若い世代のラグビー人気が盛り上がることを期待している.