毎年 7 月になると四条界隈では「こんこんちきち」の祭り囃子が聞こえ,京都は祇園祭一色になる.千年以上の歴史をもつ京都を代表する伝統祭である.この祇園祭りが今年から大きく変わるという.これまで 7 月17日に行われてきた山鉾巡行が「前祭」のメインイベントとなって,これに「後祭」が付け加わる.後祭にも山鉾巡行があって24日に催される.実は,新しく変わるのではなくて,以前からあった後祭が130年ぶりに復活するのだそうだ.後祭は前祭に比べて,落ち着いた祭り情緒あふれたものになるらしい.
京都に長い間住んでいるが,ここ20年祇園祭りを見にいっていない.子供達が小さいときにつれていったが,身動きできないくらいの人の多さと蒸し暑さに閉口した記憶が残っている.情緒あふれる後祭なら行ってみたい.